参考モデル(エアソフトガン)
M4A1 MWS
モジュラーウェポンシステムを取り入れ、状況に合わせたオプションパーツ(アクセサリー)の選択・搭載が可能になったM4モデル。
ガスブローバック マシンガン製品情報
東京マルイが出展するイベントの情報や、メディア掲載情報、様々な作品とのタイアップ情報を掲載しています。
キーティング前哨基地はパキスタンとアフガニスタンを結ぶ米軍の補給線を維持すると共に、地元民に必要な物資を供給して懐柔する任務を担っていた。ただ、この基地には致命的な弱点が1つ存在した。基地は3つの険しい山に囲まれた場所に存在し、包囲する側からは丸見えだが、包囲される側は包囲する側の動きを目視できないという問題を抱えていたのである。基地は度々タリバンの襲撃に遭ってきたが、相手方が少数だったため事なきを得ていた。しかし、少数での襲撃は計算されたものであった。タリバンは襲撃を通して基地の防衛能力に関するデータを集め、それを基に攻略のための作戦を練っていたのだ。そしてある朝、基地は包囲され、数百人ものタリバン兵による猛攻撃が始まった――。
2001年から続くアフガニスタン紛争は、乾燥・砂漠地帯での作戦を重視したアメリカ軍の装備の進化の歴史でもある。紛争初期に見られる通称「初期アフ装備」では、3C迷彩のBDUこそアフガニスタンの風土にマッチしていたものの、ベストやポーチなどの装具は有り合わせ感がぬぐえなかった。
キーティング前哨基地での14時間の攻防(カムデシュの戦い)が勃発したのは2009年。その頃には「ACU」と呼ばれる迷彩服と、それに合わせた装具が配備されている。映画「アウトポスト」では、リアルに描かれた戦闘状況だけでなく、2009年当時のアメリカ陸軍が身につけていた装備品の再現度にも注目したい。
キーティング前哨基地に配属されたアメリカ陸軍の兵士達が使用するアサルトライフル(M4A1 MWS)は、レイルハンドガードを採用したことで、多様なアクセサリーが搭載可能となっている。
アクセサリー類はキットとしてM4A1とともに支給されており、作中登場する兵士達は、ほぼ同じアクセサリー構成だ。
主役の一人であるクリント・ロメシャ2等軍曹(スコット・イーストウッド)のM4A1を見てみると、トリジコン製の4倍スコープ、レーザーサイトのAN/PEQ-15、そしてM203とグレネードランチャー用リーフサイト、スリングベルトという構成になっている。
アメリカ陸軍で採用されている、FN社製の機関銃。
バイポッドを備えており、歩兵が携行して使用できるだけでなく、ガンマウントを使用して車両やヘリコプターへ搭載することが可能だ。
作中でも様々な使い方がされている。
モジュラーウェポンシステムを取り入れ、状況に合わせたオプションパーツ(アクセサリー)の選択・搭載が可能になったM4モデル。
ガスブローバック マシンガン製品情報2009年当時のアメリカ陸軍では、砂漠地帯での戦闘服として開発された「ACU」が支給されていた。迷彩パターンには汎用性が高いとされる「UCP」を採用し、戦闘服だけでなくヘルメットカバーやポーチ類、プレートキャリア等も同じ迷彩パターンや同系色でまとめられている。
しかし実のところ、UCPはアフガニスタンなどの風土に合わず、迷彩効果としては現場からネガティブな意見が出ていたという。結果、2010年頃から新たな迷彩パターンへと更新されることに…。
「アウトポスト」でも、作中で基地周辺の見回りをするシーンなどから、果たしてUCPの迷彩パターンが“汎用性の高いもの”であるか、疑問を感じるかもしれない。なお、ロメシャ2等軍曹達がこの時に身につけている装備品は、バックパック等も合わせると、総装備重量は20kgほどにもなる。
公開情報 | 2021年3月12日 劇場公開 |
---|---|
配給 | クロックワークス |
キャスト&スタッフ | 監督:ロッド・ルーリー/脚本:エリック・ジョンソン 出演:スコット・イーストウッド、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、オーランド・ブルーム、ジャック・ケシー、マイロ・ギブソン |
公式サイト&SNS |
https://klockworx-v.com/outpost/ https://twitter.com/KlockworxInfo |
©OUTPOST PRODUCTIONS, INC 2020