種類やはじめ方、気になる安全性についてなど、エアソフトガンのことをわかりやすくご紹介しています。
エアソフトガンとは?
BB弾を発射するのは「エアソフトガン」
“銃”の形をしたオモチャといえば、「エアソフトガン」と「モデルガン」。実はこの2つ、全く別の製品だということはご存知ですか?
エアソフトガンとモデルガンの決定的なちがいは、“弾を発射できるか、できないか”という点。
プラスチックなどでできた弾、つまり「BB弾」を発射するのがエアソフトガンです。内部にとりこんだ気体がふき出す力を使ってBB弾を飛ばすため、エアソフトガンのメカニズムは火薬を発火させて弾を発射する本物の銃とは全くちがった作りになっています。
一方モデルガンは、見た目やメカニズムをできるだけ本物に似せた“模型(もけい)”です。マズル(銃口)をふさいであるため、実際に弾を発射することはできません。観賞用として楽しむほかに、ごく少量の火薬を使って銃の動きや発砲音、火花などを再現するものもあります。
いろいろなエアソフトガン
エアソフトガンは大きく分けて3種類
「エアソフトガン」にはいろいろな種類があります。
どのエアソフトガンも圧縮した気体がふき出す力でBB弾を発射しますが、「どんな気体をどうやって圧縮するか」で3つの大きなカテゴリーに分けられます。
その名の通り、電気で動くエアソフトガンです。「空気」を圧縮するためのピストンを「電気」で動かします。
電池や充電式バッテリーを使い、特に「連射」の性能がとても安定しています。
タンクの中で圧縮しておいた「ガス」をいきおいよくふき出してBB弾を飛ばすエアソフトガンで、専用のガスで作動します。
トリガーを引いた瞬間に作動する「キレの良さ」がミリョクです。
エアコッキングガン
「空気」を圧縮するためのピストンを「手動」で動かすエアソフトガンです。
電気やガスなどの動力(パワーソース)がいらないので、BB弾を用意すればすぐに発射することができます。
エアソフトガンは安全?
法律や条例で発射パワーがきまっています
エアソフトガンは「0.98ジュール※」まで
18才未満が使えるのは「0.135ジュール※」まで
小さいパワーで遠くに飛ばす「ポップアップシステム」
BB弾の重さには「0.12g」や「0.2g」、「0.25g」、「0.28g」などの種類があります。
1つのエアソフトガンで重さがちがうBB弾を使うときには、ホップの強さ(バックスピンのかかりぐあい)をBB弾の重さに合わせることが理想です。
モデルの対象年令 | 対応しているBB弾 |
---|---|
対象年令10才以上 | 0.12gのBB弾がベストです。 0.2g以上の重いBB弾は使用しないでください。 |
14才以上推奨 | 0.2gのBB弾のみ対応しています。 それ以外の重さのBB弾ではまっすぐ飛ばなかったり、飛びにくくなります。 |
対象年令18才以上 |
0.2g、0.25g、0.28gのBB弾に対応しています。 0.2gのBB弾が最も飛距離がのび、0.25gや0.28gのBB弾は弾道が安定して命中精度がアップします。 |
ルールやマナーを守ろう!
どんな「遊び」も、安全に楽しむための「やくそく」があります。
エアソフトガンをはじめよう!
揃えておきたい必須アイテム
ゴーグル(エアソフトガン用)
遊ぶ前にぜったいに用意しなければならないのが、BB弾から目を守るゴーグルです。
たとえ発射パワーが弱い10才以上用のエアソフトガンでも、BB弾が目に入ると大きなケガをするおそれがあります。発射したBB弾はどこにはね返るかわかりません。自分だけではなく、BB弾がとどく所にいる全員がゴーグルをつけましょう。
かならずエアソフトガン用のゴーグルを使いましょう!
パワーソース
エアソフトガンを作動させるための動力です。
エアコッキングガンには必要ありません。
電動ガン |
専用のバッテリーや充電器、または乾電池が必要です。 ※ 使用するバッテリーや乾電池はモデルによってちがいます。 |
ガスガン | ガスガン専用のガスが必要です。 |
遊ぶ前に説明書をよく読もう!
エアソフトガンの使い方や動き方、注意点はモデルごとにちがいます。
新しいモデルを使う時には製品についてくる説明書をしっかり読んで、そのモデルについてよく理解しましょう。
エアソフトガンのルールとマナーを覚えよう!