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SPECIAL ARCHIVES SAMURAI EDGE Barry Burton MODELVer.Ⅱ バリー・バートンモデルVer.Ⅱ発売記念

アイデアその3:制作課 担当B案

洋館事件当時の古き良きガンデザインを取り入れている担当Aとは対照的に、担当Bは前作のバリー・バートンモデル(Ver.I)を現代風にリファインしたら…と想定した案になっています。
バリーもプロフェッショナルですから、バイオテロの脅威が増すにつれ対バイオテロに効果的なものをどんどん取り入れて近代化し、ガンデザインから「遊び」的なものが削ぎ落とされていくかもしれません。

東京マルイ 制作課 担当B

相当なゲーム&ガンアクション映画好き。主に電動ガンを担当し制作している。
お気に入りのコラボモデルは2001年発売の サムライエッジ バリー・バートンモデル

また、「バイオハザード リベレーションズ」では、銃の性能をアップするカスタムパーツがあります。これは銃の作動性能に関わるアップグレードが主でしたが、将来的にはフラッシュライトやドットサイトなどもカスタムパーツとして登場するかもしれない。その可能性をふまえて、オプションパーツをどれだけ取り付けるられるかという「拡張性の高さ」にも考慮したデザインになっています。

アイデアその3:制作課 担当B案

一番の特徴は、コンペンセイターと一体化したレイルシステムでしょう。上下2面、もしくは上下左右4面にレイルを設置し、多様なオプションパーツが取り付けられるようにしてあります。
バイオハザードに登場するハンドガンは基本的にレーザーポインターを装着していますから、加えてドットサイトとフラッシュライトを取り付けるとすれば、4面レイルの方が望ましいかもしれません。

銃の上部にあるレイル(マウントレイル)は、ピカティニー規格に合わせつつ、中央両端にある凹凸がフロントサイトとしても機能する形状にしてあります。非常用の「バックアップサイト」と呼ばれるもので、P90のマウントレイルと同じですね。万が一ドットサイトに破損や電池切れといったトラブルが生じたら、ドットサイトを外してこのサイトを使用するのです。
余談ですが、レイルの長さに余裕のあるアサルトライフルなどでは、可倒式or脱着式のサイトを付けておく場合があります。HK416Dなどがそうですね。

P90TRのマウントレイル。前後の端にフロントサイト(凸)とリアサイト(凹)がある。

担当B案のコンペンセイターは、ポートを上と左右の3方向に設けたタイプです。上のポートがマズルジャンプを、左右のポートが反動を低減しますから、かなり撃ち味はマイルドになるんじゃないでしょうか。
上のポートから噴き出すガスは視界の邪魔をしてしまいがちですが、ポートは中央を避けて空いているので、ガスがダイレクトに視界を遮ることはありません。また、左右のポートからも大量にガスが放出される分、上方向に噴き出すガスの量はかなり減るかと思います。
ポートが多い分マズルフラッシュ(発射炎)はかなり派手なので、ゲームの画面中でも見栄えすることでしょう。

グリップはブラック1色ですが、ポリマータイプとラバータイプのハイブリッドになっています。やはりサムライエッジとくれば、ハイブリッドグリップ+S.T.A.R.S.のメダリオンですね。
メダリオンのすぐ上には、親指を掛けるために山なりの「サムレスト」があります。凹凸がなくスルッとした形状よりも、指に力を込められるような形状の方がしっかりグリップを握ることができます。方法は違えど、グリッピングの向上は3案とも共通していました。