東京マルイ
製品カタログ 電動ガンライフル P90 シリーズ P90
電動ガン・HOP UP 可変

P90(ドットサイト装備モデル)
メーカー希望小売価格:¥29,800(¥31,290 税込)


●接眼レンズ径の拡大と防弾性能の向上を遂げた本格的エレクトロ・ドットサイト標準装備。2段階調光機能により夜間・昼間、屋内/外を問わず精密射撃が可能。
●実物5.7ミリ高速弾が再現されたダミーカート内蔵シースルーマガジン。実用性とリアリズム、究極の両立。
●最新型バージョン6メカBOXとハイトルクEG1000モーターによる最強タッグ成立。高次元の射撃フィーリングを実現。
●実物同様ワンタッチテイクダウン可能。
●アッパーレシーバー右面に20ミリレイル装備。
●パットプレートはクイックリリース方式、バッテリー交換がカンタン迅速。

新カテゴリー兵器、実銃P-90の現状
 P-90は、NATOの「P.D.W.=パーソナル・ディフェンス・ウエポン」プロジェクト、D/296の開発要求に沿って生まれた新カテゴリーの個人用特殊小火器だ。
5.7mm小口径高速弾により、射距離200mでボディアーマーを完全に無効化する能力を持ちながら全長は、わずか504mm。独特のレイアウトからなるブルパップ・タイプで、全長に比してバレルは十分に長く、本体に対して水平にセットされるマガジンは、50発もの装弾数を誇る。現在P-90は、開発国ベルギーの特殊部隊ESIをはじめ、フランスGIGN、ドイツPSGなど、NATO諸国の特殊部隊や要人警護任務に使用されている。また、アメリカ公安機関向けの発展型、P-90/USGは、大統領警護の任に就くシークレットサービスに制式採用されており、P-90の群を抜く戦闘力が世界的に評価されているのは間違いないようだ。
 
冷戦期の国際情勢が生んだPDW、実銃P-90開発の経緯。
 ヴェトナム戦争中、米軍により歩兵装備の一つとして採用されたボディアーマーは、新素材ケブラーの開発の成功を受けて、80年代には冷戦下の東西陣営に瞬く間に普及した。この事は、アサルトライフルで武装する前線部隊はともかく、ピストルやサブマシンガンで護衛される司令部や後方任務部隊の無力化を表していた。ボディアーマーは、ライフル弾で無効化できても、ピストル弾では貫通しない。と言って、多様な任務をこなす後方部隊をライフルで武装させると支障が生じてしまう。NATO前面、ワルシャワ・パクト陣営と国境を接する西ヨーロッパ諸国では、開戦となると空挺作戦などにより、軍司令部や兵站をはじめとした後方部隊がまっ先に襲撃される事は必至だと考えていた。このため、後方部隊に装備させる小型・軽量、かつボディアーマーに対して実効性のある新兵器が求められたのである。
 ベルギー、エルスタルに本社を構える名門の銃器メイカー、FN社はNATOの開発要求を分析し、新兵器「PDW」は、既存の弾薬では実現不可能と判断した。ピストル弾並みのリコイルとサイズでありながらライフル弾と同一の貫通力を得るためには、全く新規の弾薬の開発が必要であった。5.56mmNATO弾(SS109)の開発メイカーでもある同社は、弾薬開発のノウハウを備えており、1986年、早速自社の弾薬研究所で試作を開始した。
 検討の結果、ピストル弾のようなストレートな形状の薬莢では装薬量が制限され、射距離200mでの貫通エネルギーが得られない事が判明し、ライフル弾と同じ弾丸圧入部の口を絞った、いわゆるボトルネック形状を選択する事で問題を解決した。
「SS90」と名付けられた、この新弾薬はライフル弾をそのまま短くしたような形状だが、軽量の弾丸を装着し当初の計画どおり発射時の反動を小さく、ピストルと同等程度に抑えていた。この事は弾薬と同時進行していた、PDWの発射メカニズムの簡素化に大いに貢献した。反動が少ないと言う事は、複雑な藥室閉鎖/開放システムを用いずに重いボルトを使用するだけのシンプルなブローバック機構で事足りる。開発期間の短縮が可能となり、撃発メカニズムをはじめ主要部品のほとんどを生産性とメンテナンス性に優れるプラスティックで構成できた。
 1988年10月、ギリシャ・アテネで開催された国際兵器見本市、ディフェンドリーに於いてFN社は、この新兵器PDWに「P-90」の名前を与え発表した。
「P」の記号からピストルの新製品と勘違いした人が多く居たようだが、これはピストルを表す訳ではなく、「SS90=5.7mm×28」の新弾薬とそれ専用に設計・開発されたPDWの両方を指す「プロジェクト90」の意味を込めている。来場者の誰しもが、その特異なフォルムに目を奪われた。サムホールタイプのグリップ/ストックが一体となった大きな円弧が二つ連なる形状。その上部にセットされたシースルーのマガジンと、そのマガジン前部を覆う形で設置されたサイトレシーバーと小型の光学サイトは、射撃ポジションを容易には想像できかねる奇妙なスタイルであった。その独特の形状から名付けられたあだ名が「ヴァイオリン」であるのは得心がいく。ただしこの楽器が奏でるのは、900発/分で高初速弾が空気を切り裂く音色なのだが。一瞥だけでは奇異に映るスタイルも実際に手にすれば人間工学を配慮している事が理解できる。完全にシンメトリーにデザインされているため、利き腕による不利を生じさせない。また、ワンハンドでもツーハンドでもコントロールに不安がなく、ブルパップの欠点である排莢ポートはストックの下部に設けられており、他機種の様に射手が顔面に危険を感じる事がないのである。トリガー基部に水平に位置するセレクター、簡易ながら即座にサイティングが可能なコリメーターサイトなど訓練が充分ではない兵士が所持しても効果的な戦闘力を発揮できる装備と機能を充実させていた。
時代の変化により、「個人防御兵器」から「特殊部隊銃器」へ進化
 1990年ベルリンの壁の崩壊を受けて東西ドイツが統一された。その前年から始まった東欧革命により、ワルシャワ・パクトも崩壊し、NATOが危惧した全面戦争は回避された。
これにより、西側各国は軍縮の時代に突入し後方部隊に大量に装備させる目的で開発されたP-90も存在意義が揺らいだかに見えた。しかし、旧共産圏に加盟もしくは保護されていた様々な国で政情が不安定化し、同時に手っ取り早い外貨獲得の手段として大量の武器が流出し反政府組織やテロリスト、犯罪者たちの手に渡る結果となってしまう。ケネディ大統領がかつて予見したように世界は地域紛争とテロ、そして都市型重犯罪の時代へと突入した。そんな中、P-90に注目した組織があった。対テロ、対銃器犯罪を任務とする特殊部隊である。小型・軽量でありながら、命中精度に直結する長いバレルを持つブルパップ・タイプ、従来機種を遥かに凌駕する50発ものファイアーパワー、即応性に優れた操作性などP-90には近接戦闘時に銃器に求められる要素が全て揃っていたためである。1997年4月22日、爆裂音と銃声が轟く南米・ペルー日本大使館。その屋根から突入を試みる特殊部隊員の手に携えられていた異形の銃器に世界中の視線が釘付けになった。それはまぎれもなく、初めて実戦に投入された「P-90」の衝撃的映像であった。「ペルー日本大使館人質ろう城事件」は、P-90の有効性を証明する舞台となり、これ以降、作戦内容に適応する目的でトリプルレイルモデルをはじめとしたバリエーションモデルの開発や弾薬の改良が進められ特殊部隊用銃器としての色合いを濃くしていった。そして2001年9月、世界はさらなる渾沌に包まれた。「ニューヨーク同時多発テロ」の発生である。軍事作戦はまさに特殊部隊が主役となり、特殊部隊用銃器が矢継ぎ早に採用される中、P-90は、その特異なスタイルとともに特筆した性能によって現在でも色褪せる事なく存在をアピールし続けている。


東京マルイ 電動ガン P-90
 P-90は、近年重武装化の一途をたどるテロリストや凶悪犯罪者への新たな対抗手段としてヨーロッパ各国の軍・警察が採用した新カテゴリーウェポンである。特に1997年のペルー日本大使館人質ろう城事件解決の際に、イギリスSASがテストケースとしてペルー軍特殊班に使用させた最新兵器として一躍注目を浴びた。
 東京マルイでは「P-90」の電動ガン化にあたり、まずその特異な形状のボディラインを可能な限りリアルに再現することからスタートしている。斬新なブルパップスタイルながら、手にとってみれば納得できる人間工学的フォルムには、誰もが感嘆の声を上げることだろう。実銃同様の操作により、サイトレシーバーとグリップ/ストックがテイクダウン可能、システマティック・ウェポンのフィーリングを完璧に再現しながら、同時に抜群のメインテナンス性を備えると言う利便性をも追求している。
内蔵されたメカBOXは<バージョン6>。大型の本体ストックに包み込まれた形式ともあいまって、特に静粛性に優れている。使用モーターは<EG-1000型ハイトルクモーター>だ。また、本体上部に位置するコリメーターサイト部には、<Hi-Low光量2段階切り替え式の本格的なドットサイト>が採用され、素早くポジティブなサイティングが可能であり、実用的なセッティングとなっている。また、今回のリニューアルに際してサイト前面部の防弾性能はさらに向上しており、加えて接眼レンズ径を拡大し即応性の高い照準が可能になっている。 実銃では最大の特徴ともいえる本体上部セット型のシースルー50連マガジンは、外観を重視したダミーカートリッジ内蔵タイプ(ノーマル装弾数68発)が標準装備される。その他、トリガーフィンガーで容易に操作可能なセレクターレバーはフルオート位置「A」でのトリガーコントロールによる切り替えも再現している。本体上部右側には実銃同様、金属製の20mmマウントレイルも装備。マルイ製・「プロライト」をはじめ、フラッシュライトや各種エイミングモジュールの取り付けも自在に行なえるのだ。
 従来の銃器のどのカテゴリーにも属さない未来形状の兵器=P-90。電動ガンとしても一線を画す機能を装備して時代を切り拓く意気込みを忠実にカタチにしている。
究極のリアリティを追求、電動ガンP-90 特徴の数々

Hi-Low/光量2段階切り替え式ドットサイト

デイ/ナイト、イン/アウトなどフィールドの状況に合わせて輝度を調整できるドットサイトは命中精度向上に大きく貢献する。

20mmマウントレイル

プロライトをはじめ、フラッシュライトや各種エイミングモジュールが取り付け可能な20mmマウントレイルを右側面に装備

人間工学を追求した未来的フォルム

“ヴァイオリン”と渾名される特異なスタイルは、射手のシルエットを小さく見せるなど様々な配慮が盛り込まれている。

Magazine

標準装備の68連マガジンは、シースルータイプでフルロードされた弾薬が透けて見える超リアルタイプ(上)。下はオプションの300連マグ。

トリガー&セレクター

トリガーは、フルオート位置で引き加減によるセミ/フルの切り替えが可能。またセレクターはトリガー基部にあり迅速なセレクトが可能

Disassembly(テイクダウン)

実銃同様のテイクダウンプロセスを実現。フィールドに於いても簡易なメンテナンスを行える。


P−90 電動ガンテクニカル・データ
型名 P−90
全長 504mm
重量 2200g (バッテリー含)
銃身長 247mm
装弾数 68発 オプション:300発
弾丸 6mm BB弾

初速 85.3m/秒(軽量弾)
連射速度 700〜850発/分
マウントレイル幅 20mm
P−90 実銃テクニカル・データ
型名 P−90
全長 504mm
重量 2800g〈マガジン未装弾〉
銃身長 263mm
装弾数 50発
弾丸 5.7mm×28mm
(当初SS90、後にSS190)
初速 715m/秒
連射速度 900発/分
マウントレイル幅 MIL-STD1913”ピカティニー”規格


東京マルイ