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サムライエッジ〈アルバート.W.モデル 01〉スペシャルコンテンツ

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アルバートが自ら考えた、裏の〈サムライエッジ AWM01〉

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アルバート・ウェスカーが残した数々の実験データとその成果は、再建されたアンブレラ社内で再度検証され、旧アンブレラ社の多くの負の遺産の回収に極めて有効であるとされた。
特に研究員を驚嘆させたのは、対B.O.W研究の成果である。究極の携行兵器とも言える研究成果である。そこには生物の多様性を否定する基礎研究の結果が含まれているのだが本稿では割愛したい。

その研究の一部では非罹患状態での戦闘を想定した、ウイルスを含む大量破壊兵器に依存しない熟練した戦闘員による運用を想定したものが多かった。
大量破壊兵器が必ずしも事態の好転に繋がらない点を、彼は遺品の中で論説している。
旧体制に因習のない『青』の研究員達は、それらの研究成果を総括して、量産化を前提とした開発を行なっており、B.S.A.A.など、対生物災害部隊にテスト的に供給される事となる。

本稿の〈サムライエッジ アルバート.W.モデル 01〉は〈サムライエッジ アルバート・ウェスカー モデル〉をベースに開発された、B.O.W.対抗兵器アルバートシステムウェポンシリーズの最小単位にして、最大の拡張性を発揮するためのベースモデルである。

それ自体は、アルバートシステムウェポン、通称〈アルバート シリーズ〉の片鱗に過ぎないのだが・・・全貌は追ってお伝えしたい。

SAMURAI EDGE<ALBERT.W.MODEL 01>

〈サムライエッジ アルバート.W.モデル 01〉のバリエーション

SAMURAI EDGE<ALBERT.W.MODEL 01R>

〈アルバート.W.モデル 01R〉

イーサンが使用したモデル。対B.O.W.用特殊拳銃の先行量産試験モデル。
全身がオールブラック仕様となっている。
ゲームをクリアした2回以降、使用可能。

〈アルバート.W.モデル 01P〉

イーサンが使用する前から存在したプロトタイプモデル。
同じく、全身がオールブラック仕様となっている。
ウェスカーの設計通りに制作されており、素材だけでなく特殊な仕様があるとされるが詳細は不明。

アンブレラ社概略

製薬会社を母体とする巨大複合企業。製薬会社としての認知度の方が高く、ゲノム解析や抗ウイルス薬などで実績のある企業だが、兵器利用を目的とした生物兵器(B.O.W)研究開発も行なっていた。『人々の健康を庇護する』という社訓がその名の由来。
不死の兵士を目的に開発されたt-ウイルスを起因とする、ラクーンシティー事件が起こり、その裏の顔が多くの報道から周知の事実となる。

その後、ラクーンシティー事件の責任を問われる形となり、株価暴落と慢性的な財政赤字に陥る。さらに生存者の証言や数々の物的証拠により、違法な生物兵器開発が世間に露呈する事となる。その結果、経営責任者全員が刑事的責任に問われ、事実上の経営破綻となり2003年に倒産。その後会社更生法の適用により再建されるが、新経営陣に対して負の遺産の回収が責務として課せられる。
再建後、会社のトレードマークが変更されたため、再建前が『赤の傘』、再建後を『青の傘』と呼称するのが一般的である。

UMBRELLA CORPORATION

彼は、おもむろに一挺の銃を手に取る・・・

スライドオープンした本体にマガジンを装填し、ロングスライドストップレバーを押し下げ、チャンバーに抗IPS弾頭を送り込む。使い込まれたスペアマガジンをマグポウチに何本も差し、その重みを感じながら軽く息をつく・・・それが彼のルーティンだ。
どんな状況下においても、銃器の扱いは最も重要な課題と言える。
状況に応じて『速く』、そして『正確』に撃たなければ、それは即、『死』を意味する。
射撃の名手である彼にはそれが日常として全身に浸み込んでいる。
自分の身体や射撃の癖に完璧にフィットする銃を求め、『0.1ミリの精度、0.1秒のスピード、0.1%の可能性』を追求しているのである。

クリス・レッドフィールド。 彼がまさに手にしているモデルこそが、〈サムライエッジ アルバート.W. モデル 01〉人類最後の対バイオハザード兵装である。

監修:株式会社カプコン
※この設定はゲーム「バイオハザード」シリーズの世界観をもとにしたフィクションです。実在の人物、団体、事件等とは一切関係ありません。